本来は 2006 2 8
政治の世界では、自助努力という言葉が使われていますが、
どうも、本来の意味と違う使われ方をしているように思います。
神は、自らを助ける者を助ける。《諺》
(God helps those who help themselves.)
近代国家においては、「神は」というところを、
「政府は」と置き換えるべきです。
もちろん、さすがに株式市場は、自力で、頑張りましょう。
勘違い 2006 2 5
時々、政治家を見ていて、
政治を勘違いしている人がいるので、不安になります。
何のために、政治家は、いるのか。
そもそも、強者は、政治家を必要としません。
おそらく、彼らは、政治家を邪魔だと思っているでしょう。
なぜならば、彼らは、こう思うでしょう。
うまく行っている商売に、政府が介入しないか、不安になると思います。
あるいは、多額な政治献金を求めてこないか、心配になるでしょう。
だから、彼らは、政治家が、いない方がよいと考えているでしょう。
政治家は、何のために、いるのか。
それは、弱者救済と、弱者が成功者になれるように手助けするためです。
そういうわけで、政治家が自助努力を言うようになったら、
政治家として、失格です。
そのセリフを、政治家が言ってはならないのです。
それは、民間人同士が言うセリフです。
こうした勘違いが起こるのは、
「金持ちの政治家」が多くなったからでしょう。
苦労もしていないし、庶民生活も経験していないでしょう。
だから、政治を勘違いするのです。
少なくとも、株式市場では、
一般社会のような「格差社会」にならないように、努力しましょう。
みんなで助け合って、みんなで儲かる株式市場を作っていきましょう。